50代の未婚率は23.37%であり、50歳の未婚者の割合は生涯未婚率と考えられています。
(2018年1月調べ)
それは50歳で未婚な人は、将来的に結婚する予定がない人であると考えていたからです。
しかし、現在は少しずつ時代が変化し、未婚の50代男性も真剣に婚活を考えるようになり、
再婚を希望する人ともに50代の婚活が盛んになっています。
50代の成婚率は厳しいのが現実
しかし婚活に意欲的な50代男性が増えたこととは裏腹に、その成婚率は厳しいのが現状です。
年収もコミュニケーション能力も高い50代男性であっても、お見合いの成功率は1.5%と非常に低いです。その原因の1つとして、年相応の女性の数が少ないことが考えられます。
40代前半までは婚活をしている男女比がほとんど同じですが、50代になると女性の数が男性の半分になります。そのため、必然的に苦戦を強いられることになります。
さらに、40代女性は20代30代とは違い、年の差婚に否定的で自分と近い年齢の相手を求める傾向にあります。したがって50代男性は、同じ年代が少なく年下からも敬遠される非常に厳しい状況です。
理想を求める50代男性
このように、50代は男女でパートナーに求めるものが大きく異なっています。女性は自分と近い年齢の男性や年下でも問題ないというスタンスですが、男性はできるだけ若い女性を望み、年上でもよいという人は少ないです。その背景には、最後に子どもが欲しいという考えがあると思いますが、子どもが10歳前後で定年を迎えることを踏まえ躊躇する女性もいます。
このような理想の違いが50代男性の婚活を苦しめる要因になっています。
加えて、50代で初婚者は恋愛に不慣れであることが多く、お見合いを経て交際が開始しても、恋愛・結婚への進め方が分からず結婚に至らない場合が見られます。一方恋愛経験が豊富な50代は先に述べたように、理想の高さがネックになります。
50代男性が婚活を成功に導くためには、現状を把握した上で自分が将来どのように過ごしたいか明確にした上で、驕らず危機感を持って婚活にチャレンジする必要があります。