婚活の教科書 「成婚料」とは、会員同士の結婚が決まったときに結婚相談所に払う料金で、いわば「成功報酬」のようなものです。
各相談所によって金額は異なりますが、おおよそ5~20万円程度だと思っておけば良いでしょう。
「成婚」とみなすタイミングは、「婚約」「両親への挨拶」「交際から一定の期間が経過」など、相談所によって違いますので、入会時にどういう場合に成婚料が必要になるかを確認しておきましょう。
結婚相談所の中には、成婚料が必要な所と必要でない所があります。
入会金や毎月の会費を払った上に、成婚料まで払うのはイヤだと思う人もいるでしょうが、会員にとって成婚料は決して不利益ではありません。
結婚することが目的だから成婚料もOK！
成婚料をとらない相談所は、一見お得なように思えますが、実は、入会時にまとまった金額を納めなくてはならない傾向があります。
そういうところでは、結婚へのサポートが手薄になり、会員の情報の提供だけが業務の中心になってしまいがちです。なぜなら、会員が結婚しても相談所の利益にはならず、むしろ、結婚せずに長く会費を払い続けてくれる方が、収入になるからです。しかし、成婚料をとる相談所は、初期費用も毎月の費用も安いケースが多く、成婚料は収入源の一つとなっています。
そのため、会員の結婚のために一生懸命にキメ細かく相談に乗ってくれる所が多いのです。
成婚料を設定している結婚相談所は、サポート体制が整っていて、会員を結婚へ導ける自信のある所だとも言えます。確かに、よく考えてみれば、結婚相手が見つかって成婚料を払えるようになるのが、結婚相談所に行く目的ですね。条件に合う人を紹介してもらえたら、あとは自分で連絡をとってデートし、結婚に結びつけられるような人なら、成婚料を払う必要がない情報提供中心の相談所も適しているかもしれません。
しかし、自分だけで交際、結婚へと進めていく自信がない人は、成婚料が必要でも、できるだけ手厚い手助けをしてくれる結婚相談所を利用する方が良いでしょう。