中高年の婚活事情

結婚について考えなかったわけではないが、気がついたら30代、40代になっていたという人も少なくないのが現代です。中高年になってあらためて、これからの人生設計やライフスタイルを考えながら、やはり共に歩んでいける伴侶を求めたいと思うのも自然なことといえます。

友人たちで早く結婚した人には既に家庭があり、今更という気持ちや焦りがないともいえませんが、多様化している社会ではむしろこうした人は増えています。

このような中で、結婚の際に以前のようなお見合いは減っていますが、結婚相談所を利用する人は一定の数を保っているようです。

中高年の結婚相談所利用の実態

ところが実際に結婚相談所を利用する数は、独身者の割合で見ると全体の一割にも満たないとみられています。そして利用する年齢層の中心は中高年になっており、男女とも36歳~45歳が半数を占めているのです。また中高年のための相談所や婚活パーティーも増えています。

自由なライフスタイルが増えたものの、結婚を視野に入れて付き合うための出会いは意外と少なく、現代こそ特に中高年世代にこうしたサポートが必要とされているといえます。

中高年が結婚を考えたパートナーを見つけるための婚活には、やはり結婚相談所を活用するのも有効な方法といえるでしょう。

結婚相談所を検討する前に中高年が知っておきたいこと

中高年になって婚活をする場合、気になるのは思うような相手が見つかるのだろうかということや、年齢上、初婚に限らず再婚なども視野に入れなくてはならないということかもしれません。

実際に理想と現実のギャップに悩む人も少なくないといわれます。

また、中高年の婚活では、子供の問題や老後の生活なども視野に入ってくるため、むしろ若い時より、結婚への条件が増える場合もあります。しかし逆に言えば、中高年こそ、きちんとこれからの自分にとっての結婚の意味を考え直すことで、今後の人生のよき伴侶を得る機会とすることも可能です。

こうした際に、客観的に相談できる専門家や場所があれば心強いのはいうまでもありません。

中高年が婚活するための結婚相談所選び

中高年の人が結婚相談所を選ぶ場合は、やはりこの年齢層を意識した相談所が利用しやすいといえます。現在は中高年の婚活の増加に伴い、相談所の種類や形態も新しく変わってきています。いずれにしても結婚相談所では、身元がきちんとした人しか登録出来ないので、中高年にとっては安心して結婚相手としての出会いを求めることが出来る場といえるでしょう。